トピックス

★2010.08.25 細田あや子『「よきサマリア人」の譬え──図像解釈からみるイエスの言葉』が、 2010年度新潟大学人文科学奨励賞 阿部賞を受賞しました。詳細は新潟大学ホームページ
★2010.08.16 
ましこ・ひでのり『知の政治経済学──あたらしい知識社会学のための序説』が、沖縄タイムスの読書欄(2010年8月7日、評者:桃原一彦氏)で紹介されました。
★2010.08.09 細田あや子『「よきサマリア人」の譬え──図像解釈からみるイエスの言葉』が、宗教情報センターHPの「書評レビュー」(2010年7月25日)で紹介されました。
★2010.08.05 陳岡めぐみ氏、《読売新聞》(2010年8月3日)に紹介記事。「渋沢・クローデル賞 受賞者の横顔(2)」
★2010.07.14 遠藤織枝+桜井隆編著『日本語は美しいか──若者の母語意識と言語観が語るもの』が《山梨日日》(2010年6月27日)、《信濃毎日》《神戸新聞》(2010年6月27日)他の読書欄で紹介されました。

[新装版]「同化」の同床異夢
日本統治下台湾の国語教育史再考 

[著者] 陳培豊

「同化」政策の柱とされた国語(日本語)教育を、台湾人はどのように受けとめていたのか。
近代化への希求と支配への抵抗が交錯するなかでの「同化」をめぐる双方の思惑とその差異を、日台両近現代史の対話を通じて明らかにし、台湾近代化の諸問題を問い直す。台湾現代史の構築へ向けた新たな試み。

定価=本体 5,000円+税
2010年8月31日/A5判上製/388頁/ISBN978-4-88303-275-4

[増補]大正文化 帝国のユートピア
世界史の転換期と大衆消費社会の形成

[著者] 竹村民郎

近代日本初の大量消費社会の萌芽的形成、大衆文化の登場、デモクラシーと軍国主義の交錯する大正時代=帝国のユートピアを、政治・経済・文化・生活の領域にわたってあざやかに再現し、現代への連続・非連続性の位相をあきらかにする。

定価=本体 2,800円+税
2010年8月31日/A5判上製/320頁+カラー口絵4頁/ISBN978-4-88303-274-7

右手と頭脳
エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー《兵士としての自画像》

[著者]ペーター・シュプリンガー
[訳者]前川久美子

「芸術家と手」の文化史────
ドイツ表現主義を代表する画家キルヒナーがあえて右手を切断した姿で描いた自画像。「切られた手」というこのショッキングなモティーフの背後には、芸術家の創造力の象徴として「右手」を強調する連綿とした伝統がある。

定価=本体 2,800円+税
2010年7月25日/A5判上製/232頁+カラー口絵8頁/ISBN978-4-88303-270-9

世界をつなぐことば
ことばとジェンダー/日本語教育/中国女文字

[編著者]遠藤織枝小林美恵子桜井隆

日本語を研究し、日本語教育を追求し、ことばとジェンダーを思索し、中国女文字を惜しむ。9つの国・地域、38人の研究者による画期的論集。

定価=本体 7,800円+税
2010年6月30日/A5判並製/648頁/ISBN978-4-88303-269-3

A Speaker's Cognition Encoded in Japanese
Speech, Mind, and Society

[著者]Yoko Ujiie(氏家洋子)

日本語を通して認識活動と言語の不可分性に迫った初めての論考────
誰もが他者に伝えたいと思う〈心の声〉はどの程度「言語化」できているのか。日本語では「やっぱり」「どうにも」「〜なんです」等、話し手の心的過程が見事にコード化されている。これに着目して「含過程構造」と命名、ウチ社会でのコミュニケーションの中で発達した姿を英語と対照させて分析。日本の言語文化の理解、日本語教育での活用も視野に。

定価=本体 2,000円+税
2010年3月31日/A5判並製/202頁/ISBN978-4-88303-272-3

ハンナ・ヘーヒとラウール・ハウスマン
ベルリン・ダダ物語

[発行]書肆半日閑 
[発売]三元社

[著者]カロリーネ・ヒレ
[訳者]五十嵐蕗子

第一次大戦後の荒廃の只中に、世界を一新すべくスイスのチューリヒに誕生したダダ。その運動はパリよりも早くベルリンに根づいた。ヒュルンゼンベック、ゲオルゲ・グロス、ジョン・ハートフィールドらダダ綺羅ぼし星雲のなかで、フォトモンダージュを駆使し、誰よりもダダの理論を進化させたのがハンナ・ヘーヒとラウール・ハウスマンであった。ふたりは身をもってダダを体現したばかりでなく、互いに心を通じ合わせ、その不遇の愛はベルリン・ダダとともに始まり、その愛の終わりはダダの終焉そのものであった。ふたりの交流と戦いを通して、ベルリン・ダダイストの群像と活動をあますところなく描く。

定価=本体 2,800円+税
2010年6月15日/
四六判上製/296頁+カラー口絵6頁/ISBN978-4-88303-268-6

言語戦争と言語政策

[著者]ルイ=ジャン・カルヴェ
[訳者]砂野幸稔+今井勉+西山教行+佐野直子+中力えり

欧米型「多言語主義」があたかもアプリオリに肯定的な価値として称揚される現在、言語について語ることの政治性と世界の多言語性が孕む緊張を鋭く描き出し、そうした自明性そのものに、あらたな問い直しをせまる社会言語学の「古典」。

定価=本体 3,500円+税
2010年4月30日/A5判上製/308ページ/ISBN978-4-88303-267-9

知の政治経済学
あたらしい知識社会学のための序説

[著者]ましこ・ひでのり

疑似科学を動員した知的支配の政治経済学的構造を、社会言語学・障害学等をもとに論じる「あたらしい知識社会学」のための序説。知の威信秩序とその格差構造、社会科学の射程および境界、「日本語特殊論」をはじめとする「言語論」、沖縄島への米軍基地集中を合理化する地政学的議論など、既存の体制への挑戦。

[書評]
《沖縄タイムス》(2010年8月7日)、評者:桃原一彦氏(沖縄国際大学准教授)

定価=本体 3,600円+税
2010年4月25日/A5判並製/408ページ/ISBN978-4-88303-266-2