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紀伊国屋書店新宿本店にて三元社全点フェア開催中![3月21日(日)まで]→紀伊国屋書店HPをみる
橋本毅彦+栗山茂久/編著 『遅刻の誕生── 近代日本における時間意識の形成(三元社、2001)が2009年12月26日《朝日新聞》「天声人語」で紹介されました!→記事を読む

世紀転換期のプラハ
モダン都市の空間と文学的表象

三谷研爾/著
●本体3200円+税

カフカ的世界の土壌──

20世紀初頭、〈近代〉の波濤は中欧の古都プラハにも激しく打ち寄せた。カフカをはじめとする 〈プラハのドイツ語文学〉の作家たちもまた、生活世界のいちじるしい変貌と深刻な民族対立に巻き込まれていく。彼らの都市小説を社会文化史から読みとく、意欲的なモダニズム論。

2010年2月25日/A5判上製/334ページ/ISBN978-4-88303-264-8

回想 フランシス・ベイコン


書肆半日閑[発行] 三元社[発売]

デイヴィッド・シルヴェスター/著 五十嵐賢一/訳
●本体8000円+税

卓越したキュレイターであり、友人であり、協力者であり続けた著者が綴る
ベイコンの決定的報告書

20世紀の最も重要な画家の一人フランシス・ベイコン。人間存在の根底に潜む「不安」を描出したその画面は、見る者の心を掻き乱さずにおかない。本書は、著者による既に著名なインタヴューで活字にならなかった発言を初収録。さらに、他所では事実として提示されてきた過ちの数々を正しながら、ベイコンの作品と生涯を回想する。 ── 親しい友人として半生をともにした著者にしか書き得ない、ベイコンの比類ない肖像画。大判カラー図版多数とベイコンにインスピレーションを与えた写真等も掲載。

2010年2月10日/A4変形判上製/272頁/ISBN 978-4-88303-256-3

社会の探究としての民族誌
ポスト・ソヴィエト社会主義期南シベリア,セレンガ・ブリヤート人に於ける
集団範疇と民族的知識の記述と解析,準拠概念に向けての試論

渡邊日日/著
●本体7600円+税

ロシア、ブリヤート共和国のモンゴル系であるブリヤート人は、社会主義のあと、自己や集団をどのように認識し、新自由主義的再編を生き抜こうとしているのか。準拠概念を手掛かりに、経済・言語・儀礼・教育を舞台にして、その社会と知識を問う。

2010年1月31日/A5判上製/736ページ/ISBN978-4-88303-262-4

西洋美術研究 No.15
特集:聖俗のあわい

●本体2900円+税

美術作品が制作され受容される各局面においてそれらに付与された聖性・世俗性は複雑に交叉し時にその関係は逆転する。キリスト教美術にまつわる刺激的な論考のほか古代ユーラシア大陸の宗教文化における事例や、実は濃厚に内在していたウォーホルの宗教性まで、性と俗の相関に注目する。

2009年12月25日/四B5判並製/254ページ/ISBN978-4-88303-258-7

美学
ジェンダーの視点から

キャロリン・コースマイヤー/著 長野順子+石田美紀+伊藤政志/訳
●本体2700円+税

美学とは何か? 芸術とは何か? 「天才」がイメージさせるのはいかなる人物か? 「芸術」と「工芸」の境界とは? プラトンにまで遡る理論言説の小史をジェンダーという視点から振り返り、美をめぐるその思考のうちに暗黙裡に潜む、男性的/女性的という二項対立的な概念体系の伝統を批判的に解明。そして今、もはやそれら過去の規範では解釈しきれない現代アートについてどんな言葉で語りえるのか、フェミニスト・アートを具体例にみながら、美学の新たな可能性を探っていく。

2009年12月20日/四六判並製/320ページ/ISBN978-4-88303-257-0

戦争の記憶 記憶の戦争
韓国人のベトナム戦争

金賢娥(キム・ヒョナ)/著 安田敏朗/訳
●本体2700円+税

朴正熙独裁政権のもと、韓国は1960年代半ばベトナム戦争に参戦する。韓国側の被害者だけでも死亡5千人、負傷1万人、枯葉剤後遺症被害者2万人以上を生む一方で、ベトナム特需による経済発展をもたらしもした戦争――それは記憶の風化とともに現代の韓国社会では、徹底して忘れられた戦争でもあった。そして1999年になりようやく、韓国軍による民間人虐殺という衝撃的な事実が明らかになる。
本書は、ベトナム現地調査から始め、真実を記憶することをとおして、真の和解をもとめる韓国の市民団体の足跡をたどったものである。

2009年11月30日/四六判/376ページ+カラー口絵2ページ/ISBN978-4-88303-255-6

2009年12月20日《読売新聞》書評欄にて紹介されました!→記事を読む

2009年12月27日《読売新聞》「今年の3冊」にて紹介されました!→記事を読む

イメージの修辞学
ことばと形象の交叉

西村清和/著
●本体5500円+税

こ とばとイメージの連関の仕組を総括する。

「読むこと」そして「見ること」で得られるイメージの相違と連関についての議論は古代より続き、いまも多彩な主張が乱立している。それらを精査し、「読書とイメージ」「視覚的隠喩」「小説の映画化」「〈物語る絵〉のナラトロジー」「小説と挿絵」の五つの視点から、ことばと形象の交叉がもたらす経験とその歴史的変遷を、多くの実例をひきながら問いなおす。

2009年11月15日/A5判上製/544ページ/ISBN978-4-88303-254-9