[目次]
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巻頭コラム
「いのち輝く未来社会」はデザインできたか?/柿原武史 002
特集 21世紀の「国語」論
[序論]21世紀における「国語」再考/藤井久美子 009
ルクセンブルクを代表する言語とは何か――移民による社会の多言語化と国語としてのルクセンブルク語の
位置づけ/小川敦 021
2つの「国語」を持つ国シンガポール――多民族多言語都市国家の言語政策とその変遷 /奥村みさ 045
「国語」インドネシア語の現在/中谷潤子 072
サハラ以南アフリカにおける――「『国語』の不在/未完」再考/沓掛沙弥香 096
「国語」と「やさしい日本語」と――二つの「正しさ」による軋轢と葛藤/東弘子 126
[報告]明晴学園の「国語」――「手話」と「日本語」/狩野桂子・岡典栄 151
[コラム]亡霊たちの住まう城――「フランス語国際センター」訪問記/佐野直子 176
[特集あとがき]『国語学辞典』類の「国語」記述から/安田敏朗 191
投稿論文
[研究ノート]1930年代の在日朝鮮人商店名・企業名について――京阪神を中心に/宋実成 201
書評
西島佑(著)『「国家語」という思想――多言語主義か言語法の暴力か』/評者:吉田真悟 227
楊一林(著)『同調行動のエスノメソドロジー――日中ビジネスコミュニケーションの異同』
/評者:バギルリ・ナルギズ 231
金澤貴之・二神麗子(著)『手話の法制化と聾者の言語権――そのポリティクスと課題解決への視座』
/評者:シルバ・グレイス 235
連載報告|多言語社会ニッポン
琉球弧の言語
シマクトゥバへの思い/石原昌英 240
移民の言語
アフガニスタン人女性難民の日本社会適応――言語環境の視点から/アキバリ・フーリエ 248
手話
コーダの手話継承から考える「手話」/安東明珠花 259
近刊短評 267
Mokuzi(Contents) 276
執筆者紹介 280
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