著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

謝仕淵
しゃ・しえん/Shih-Yuan Hsieh

国立台湾師範大学歴史学科博士、国立台湾歴史博物館副館長、台南市政府文化局局長を歴任、現在は国立成功大学歴史学科准教授。研究分野はスポーツ文化史、物質文化史、飲食文化史など、日常生活や物にまつわる歴史研究を行っている。著書は『新版台湾野球百年』、『府城一味』、『坐南朝海』、他10数本の関連論文がある。

 

[謝仕淵の書籍一覧]

日本統治期台湾野球史のアルケオロジー 台湾学研究叢書)

「国球」誕生前記

[著]謝仕淵
[訳]鳳気至純平
[解説]菅野敦志

プレミア12、台湾優勝の熱狂の裏にあったものは。
日本植民地帝国のスポーツとしての野球が、台湾でどのように普及したのか。内地日本と植民地台湾、即ち中央と周縁の関係の中で、甲子園で準優勝した嘉義農林の「三民族」協力論の形成過程、それがいかに説得力を持ち、どのように利用されたのか、またそこにはどのような矛盾を内包していたのか。植民地期台湾の野球史からスポーツが帝国統治の手段として作用するメカニズムが明らかになる。

【電子書籍版もあります】

定価=本体 5,800円+税
2025年10月31日A5判並製/512頁/ISBN978-4-88303-618-9


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