著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

所澤潤
しょざわ・じゅん

立正大学心理学部教授、群馬大学名誉教授。専門は教育史、教育方法学、オーラルヒストリー、記録史料学。主要業績に「大学進学の始まりと旧制高等学校教育の起源―明治七年三月のモルレーの建言のもたらしたもの」『東京大学史紀要』一四号(東京大学史史料室、一九九六年)、『台湾のなかの日本記憶―戦後の「再会」による新たなイメージの構築』(共編著、東京:三元社、二〇一六年)、「台北高等学校と台湾の民主化―辜振甫の姿をとおして」林初梅・黄英哲編著『民主化に挑んだ台湾?』(名古屋:風媒社、二〇二一)など。台湾人オーラルヒストリーも多数。(2021年12月現在)

 

所澤潤の書籍一覧]

二つの時代を生きた台湾

言語・文化の相克と日本の残照

[編著]林初梅+所澤潤+石井清輝

台湾人にとっての「日本」とは
日本とは異なる「戦後」を歩んだ台湾。日本時代に生まれ育った台湾人は、日本人が去ったあと、どのような社会を、どのように生きたのか? 二つの時代を生きた台湾人の経験に迫る。

定価=本体 3,800円+税
2021年12月25日A5判上製/312頁/ISBN978-4-88303-541-0

台湾のなかの日本記憶

戦後の「再会」による新たなイメージの構築

[編者]所澤潤+林初梅

終戦以前の台湾における「日本」は、いかにして台湾人の記憶となったのだろうか。記憶は、戦後日本との「再会」によって構築され興味深い展開となったが、その全貌は明かされていない。本書では文学、歌謡、映画、看護婦、家屋、学校に現れたさまざまな「日本」から、そのあり方、変容を探る。

[書評・紹介]
《図書新聞》「2016年上半期読書アンケート」2016年7月23日、選者:安田敏朗氏

定価=本体 3,500円+税
2016年3月25日
A5判上製/308頁/ISBN978-4-88303-400-0

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