著訳者紹介


 

神林恒道
かんばやし・つねみち

1938年、新潟市生まれ。京都大学大学院博士課程修了。大阪大学名誉教授、前立命館大学教授、文学博士。著書に『シェリングとその時代──ロマン主義美学の研究』(行路社)、『美学事始──芸術学の日本近代』(勁草書房)『芸術学ハンドブック』(編著、勁草書房)、『芸術学の軌跡』(編著、勁草書房)、『ドイツ・ロマン主義の世界』(編著、法律文化社)、『叢書:ドイツ観念論との対話』編著、ミネルヴァ書房)など。訳書にフォン・アイネム著『ドイツ近代絵画史』(共訳、岩崎美術社)、ローゼンブラム著『近代絵画と北方ロマン主義の伝統』(共訳、岩崎美術社)など。(2011年8月現在)

 

[神林恒道の書籍一覧]

韓国近代美術の百年

[著者]金英那(キム・ヨンナ)
[監訳者]神林恒道
[訳者]仲間裕子大久保恭子+要真理子+竹中悠美

日本帝国主義の「残りかす」、西洋美術の「ものまね」といわれながらも、絶えずその独自性を追求しつづけた「20世紀韓国美術」の激動の100年史。その圧倒的な活力と魅力のゆえんを論じきった、初の通史。

[書評
《京都新聞》(2011年9月14日)→記事を読む
《新潟日報》《熊本日日》ほか(2011年10月23日)→記事を読む
『美術の窓』(2011年10月号)
《読売新聞》「記者が選ぶ」(2011年11月27日)→記事を読む
『美術フォーラム21』(2011 Vol.24、醍醐書房、評者:高晟剋=j

定価=本体 4,000円+税
2011年8月10日/A5判上製/368頁/ISBN978-4-88303-285-3

日本美術101鑑賞ガイドブック
西洋美術101鑑賞ガイドブック

[編著者]神林恒道+新関伸也

見ることから始まる、名作101選の味わい方。
辞書も事典も、専門知識もいりません。肩ひじ張らずに、まず「見る」ことから始めましょう。これが芸術鑑賞の第一歩です。 面白いと感じたら、なぜかと思います。 これにこたえるレシピが、本書の作品解説です。 「なにが描かれているのか」「その見どころ」「その位置づけ」というふうに、 段階を追って味わいが深まります。

各 定価=本体 2,800円+税
日本美術:2008年7月30日/A5判並製/236頁/ISBN978-4-88303-228-0
西洋美術:2008年9月30日/A5判並製/240頁/ISBN978-4-88303-229-7

ドイツ・ロマン派風景画論
新しい風景画の模索

[編訳者]神林恒道+仲間裕子

ロマン主義的心情とその芸術観を読み解く────
ドイツ・ロマン派の絵画論の綱領的著述と見なされてきたC・G・カールス「風景画に関する九通の書簡」をはじめ、ルンゲ「芸術と芸術家の使命について(遺稿集から)」、フリードリヒ「芸術と芸術精神について」ほかの翻訳と解説。

定価=本体 3,000円+税
2006年11月25日/A5判上製/258頁/ISBN978-4-88303-176-4

作品とコンテクスト
[新装版]ライト《空気ポンプの実験》
科学と宗教の神聖同盟

[著者]ヴェルナー・ブッシュ
[訳者]神林恒道

産業革命と絵画表現
科学と宗教の架け橋としての
人工照明絵画

ライトの《空気ポンプの実験》は、18世紀の絵画を解き明かす鍵である。この絵の描写には、これを貫く三つの局面が指摘される。まず第一の局面において、この絵は手の込んだ実験のきわめて精確な再現描写である。第二の局面において、これは夜に行われた実験という、特殊な演出効果を狙った表現である。実験者は魔術師のように登場し、これに対する観衆のさまざまな反応が、綿密な表現で描きとめられている。第三の段階では、当時問題となった進歩への信頼と宗教の関係についてなされた、ことを分けての反省が示されている。この反省は同時にまた、芸術の歴史とその伝統的なフォルムとの対決でもあった。だが、そうした対決を乗り越えて進歩の問題に迫ろうとしたライトの姿勢は、この絵においても明らかである。またそれによって、この絵は18世紀の芸術言語の危機についての自覚の証ともなっているのである。

定価=本体 2,000円+税
2007年1月25日四六判並製/116頁+カラー折込図版/ISBN978-4-88303-195-5


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