未来につなぐ美術教育日本美術教育学会70周年記念論集

[編]日本美術教育学会「70周年記念論集」編集委員会

[発行]日本美術教育学会
[発売]三元社

1951(昭和26)年に創立した日本美術教育学会。70年目の通過点から、未来の教育を展望する。15本の論考と10年間の活動の記録。

定価=本体 2,300円+税
2021年8月25日/B5判・並製/192頁/ISBN978-4-88303-535-9


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[目次]

  はじめに 001

子供×アート
神林恒道/学術研究大会によせて (一)  005
鳥越亜矢/「面白い」を捉える5Cの力、保育の「型枠」から保育の「芯」になる  006
橋本忠和/プログラミング教育における幼児の造形パワーの魅力018
松岡宏明/先生は、子供にとっていちばんはじめの、いちばんの鑑賞者  030
水谷誠孝/さまざまな素材から広がる表現遊び―造形と音楽の視点から  042
森田ゆかり/子どもの表現 子どもの世界  052

教育×アート
神林恒道/学術研究大会によせて (二)  065
萱のり子/わざの学び・学びのわざ――言語のあり方を通してみる感覚の共有  066
佐藤賢司/「工芸」とつくること――身体と生成の論理にたつ美術教育の地平、物と様態のカテゴリーを超えて  078
鈴木英司/静岡支部の歩みと美術教育への展望  090
詫摩昭人/2020年における絵画・現代美術と美術教育の関係  104
前村 晃/明治期のフレーベル主義保育と造形教育との関わり  112

研究×アート
神林恒道/学術研究大会によせて (三)  123
石川和代/学術研究大会参加者にみる傾向と課題――第60回〜第69回大会の分析より  124
大橋 功/美術による創造的人間の育成――研究を決定づけた三つの出会いと30年の歩み、そしてこれから  136
新関伸也/美術教育研究をすすめるために――学術論文を書くヒント  148
藤田雅也/触る行為の意味  160
細谷僚一/美術教育の新たな地平を拓くために――視覚のもつ根源性と環世界の拡張  168

[資料]日本美術教育学会10年の歩み 2012年8月〜2021年10月 186

  著者紹介 190