著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

中村桃子
なかむら・ももこ

関東学院大学教授、専門分野は言語学。著書に『「女ことば」はつくられる』(2007年、ひつじ書房、山川菊栄賞)、『〈性〉と日本語――ことばがつくる女と男』(2007年、日本放送出版協会)、『ことばとジェンダー』(2001年、勁草書房)、『ことばとフェミニズム』(1995年、勁草書房)など。共著に、『連続講義 暴力とジェンダー』(2009年、白澤社)、『日本語とジェンダー』(2006年、ひつじ書房)、 Japanese Language, Gender, and Ideology (2004年、Oxford University Press)など。(2009年10月現在)

 

[中村桃子の書籍一覧]

ことばとセクシュアリティ

[著者]D・カメロンD・クーリック
[訳者]中村桃子+熊谷滋子佐藤響子クレア・マリィ

セクシュアリティはいかに語られてきたのか。私たちは、政治・経済的支配関係の中でディスコースによって与えられた意味にしたがって、性的自分や性的経験を理解し、また性実践を行っている。自明とされる規範としての異性愛を批判的に検討し、「欲望の社会記号論」によって言語研究に社会の権力構造における抑圧、矛盾、沈黙をも取り入れていこうとする試み。

定価=本体 2,600円+税
2009年10月10日/四六判並製/320頁/ISBN978-4-88303-252-5
 

ことばと社会 16号
特集:セクシュアリティ、権力、撹乱

[編]『ことばと社会』編集委員会

[リンク]
本誌掲載の手話連載F、大杉豊著「国際手話――手話言語接触現象とその先に見えるもの」の手話言語版を、YouTubeでご覧いただくことができます。
http://youtu.be/QNjXrUUYLrg

定価=本体 2,300円+税
2014年10月31日
A5判並製/276頁/ISBN978-4-88303-365-2


HOME