著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

クレア・マリィ
Claire Maree

津田塾大学学芸学部英文学科准教授、専門分野は談話分析・言説分析・ジェンダー/セクシュアリティ論。『発話者の言語ストラテジーとしてのネゴシエーション行為』(2007年、ひつじ書房)、 AsiaPacifiQueer: Rethinking Genders and Sexualities . (共著)(2008年, University of Illinois Press)など。論文に「バックラッシュにおけるさまざまなフォビアの解読」『日本女性学会誌』15号(2008年)、「結局、他の人から名づけられることが、トラウマなのである」『現代思想』第34巻第12号(2006年)など。(2009年10月現在)

 

クレア・マリィの書籍一覧]

ことばとセクシュアリティ

[著者]D・カメロンD・クーリック
[訳者]中村桃子熊谷滋子佐藤響子+クレア・マリィ

セクシュアリティはいかに語られてきたのか。私たちは、政治・経済的支配関係の中でディスコースによって与えられた意味にしたがって、性的自分や性的経験を理解し、また性実践を行っている。自明とされる規範としての異性愛を批判的に検討し、「欲望の社会記号論」によって言語研究に社会の権力構造における抑圧、矛盾、沈黙をも取り入れていこうとする試み。

定価=本体 2,600円+税
2009年10月10日/四六判並製/320頁/ISBN978-4-88303-252-5
 

ことばと社会 16号
特集:セクシュアリティ、権力、撹乱

[編]『ことばと社会』編集委員会

[リンク]
本誌掲載の手話連載F、大杉豊著「国際手話――手話言語接触現象とその先に見えるもの」の手話言語版を、YouTubeでご覧いただくことができます。
http://youtu.be/QNjXrUUYLrg

定価=本体 2,300円+税
2014年10月31日
A5判並製/276頁/ISBN978-4-88303-365-2

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