著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

熊谷滋子
くまがい・しげこ

静岡大学教員、専門分野は社会言語学。論文に「女性政治家とメディア」『社会文化研究』11号(2009年、社会文化学会)、「週刊誌における関連記事のあやうさ」中村共一編著『市民にとっての管理論』(2005年、八千代出版)、「新聞投書を利用したジェンダー意識調査の意義」『人文論集』54号の1(2003年、静岡大学人文学部)。訳書にサラ・ミルズ『言語学とジェンダーへの問い』(2006年、明石書店)などがある。(2009年10月現在)

 

[熊谷滋子の書籍一覧]

ことばとセクシュアリティ

[著者]D・カメロンD・クーリック
[訳者]中村桃子+熊谷滋子+佐藤響子+クレア・マリィ

セクシュアリティはいかに語られてきたのか。私たちは、政治・経済的支配関係の中でディスコースによって与えられた意味にしたがって、性的自分や性的経験を理解し、また性実践を行っている。自明とされる規範としての異性愛を批判的に検討し、「欲望の社会記号論」によって言語研究に社会の権力構造における抑圧、矛盾、沈黙をも取り入れていこうとする試み。

定価=本体 2,600円+税
2009年10月10日/四六判並製/320頁/ISBN978-4-88303-252-5
 


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