著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

フランチェスコ・モッツェッティ
Francesco Mozzetti

1966年、ローマ生まれ。ローマ「ラ・サピエンツア」大学で学ぶ。美術史家。16世紀のヴェネツィア美術史を専門とし、一次史料の綿密な調査をベースに、社会的・宗教的コンテクストから作品を解釈するタイプの論文を発表している。論文に"Pietro Aretino 1992: Proposte e propositi", Venezia Cinquecento, anno II, n.4, 1992; "Biografia, immagine e memoria: storia di Vincenzo Morosini", Venezia Cinquecento, anno VII, n.13, 1997; "Educare per immagini: gesti di carit<CODE NUM=00E0> e attivismo caritatevole", Venezia Cinquecento, anno VIII, n.16, 1998.

 

[フランチェスコ・モッツェッティの書籍一覧]

ティツィアーノ 《ピエトロ・アレティーノの肖像》

[著者]フランチェスコ・モッツェッティ
[訳者]越川倫明松下真記

「王侯君主の鞭」を自認し、文筆を武器に権力者とわたりあったアレティーノ。彼が友人ティツィアーノに描かせた自らの肖像画は、メディチ家当主コジモ・デ・メディチ一世に接近し懐柔するための贈答品だった。結局この計画を破綻させたメディチ家執事の画策を、綿密な史料調査によりスリリングにたどる。

定価=本体 2,500円+税
2001年11月15日/四六判上製/112頁+カラー折込図版/ISBN978-4-88303-080-4

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