著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

松下真記
まつした・まき

1972年、茨城県生まれ。 1998-2000年、イタリア政府給費留学生としてパドヴァ大学に在籍。2001年3月、お茶の水女子大学大学院博士課程(美学美術史専攻)単位修得退学。2001年4月より、日本学術振興会特別研究員。専門はイタリア・ルネサンス美術史。マンテーニャとマントヴァ宮廷を中心に研究中。 論文に「イザベッラ・デステのメダルとクラウディウス帝の古代貨幣」、『人間文化研究年報』、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科、第24号(2000年度)。(2001年11月現在)

 

松下真記の書籍一覧]

ティツィアーノ 《ピエトロ・アレティーノの肖像》

[著者]フランチェスコ・モッツェッティ
[訳者]越川倫明+松下真記

「王侯君主の鞭」を自認し、文筆を武器に権力者とわたりあったアレティーノ。彼が友人ティツィアーノに描かせた自らの肖像画は、メディチ家当主コジモ・デ・メディチ一世に接近し懐柔するための贈答品だった。結局この計画を破綻させたメディチ家執事の画策を、綿密な史料調査によりスリリングにたどる。

定価=本体 2,500円+税
2001年11月15日/四六判上製/112頁+カラー折込図版/ISBN978-4-88303-080-4


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