■■ことばと社会 2号■■


特集「言語の復活」

1999年11月25日発行/p.216/本体2200円


  1号/2号/3号4号

巻頭エッセイ

田中克彦
よみがえるアルタイ語世界

特集

「言語の復活」

原聖+木村護郎 言語の復活と再活性化
――マン語とケルノウ語の場合
定松文
公教育化と言語の「復権」
――コルソウ語(コルシカ語)の誕生と構築
愛新覚羅 烏拉煕春 現代中国満州族の言語とその民族意識
池田巧
生きていた西夏語
――ムニャ〈木雅〉語の再発見と存亡
伊藤正子 社会主義国家の少数民族語政策
――ベトナムのタイー・ヌン語の場合
山川亜古
北欧のサーミ語事情
――言語回復への歩み―フィンランドを中心に
スチュアート ヘンリ イヌイト語の現在と未来
――民族語温存と「近代化」のはざまで
藤井毅 現代インドの言語問題
――言語権の保証とその運用実態

リレー連載

コンピュータと多言語A
小林龍生
国民国家の枠を越える多言語情報処理

連載@

宮下志朗
書かれたもの、印刷されたもの

連載報告

多言語社会ニッポン
大野徹人
アイヌ語A
親冨粗恵子
琉球弧の言語A
藤井幸之助
朝鮮語A

資料編

清水康行
法令文における「日本語」「国語」「公用語」