著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

永井那和
ながい・ともかず

立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科博士後期課程院生。専門は、語用論、メタファー論、音楽記号論。論文にThe Interplay of the Inner and the Outer in Embodiment(共著、2010年出版予定)など。(2009年5月現在)

 

永井那和の書籍一覧]

記号の思想 現代言語人類学の一軌跡
シルヴァスティン論文集

[著者]マイケル・シルヴァスティン
[訳者]小山亘/編 榎本剛士古山宣洋・小山亘・永井那和

難解をもって知られる、現代北アメリカを代表する言語人類学者の論考に詳細な解説をつけた、はじめての論集。オリゴを基点としたコミュニケーション過程のなかに、文法、語用、談話、社会、文化、心理、歴史、その全てを統一的に捉えなおす精緻な理論。言語、認知、相互行為など、コミュニケーション実践に焦点を据えた現代社会文化研究の先端、極限を<今ここ>に刻印する。社会文化コミュニケーション論による「言語学」の超克、そして、「認知科学」、「人類学」の再構築。

定価=本体 5,500円+税
2009年5月31日/
A5判並製/568頁/ISBN978-4-88303-246-4
 

記号の系譜
社会記号論系言語人類学の射程

[著者]小山亘

全体、再帰、批判(内在的批判)、歴史。ボアス以来の人類学、パースからヤコブソンへと展開してきた記号論を融合した社会記号論系言語人類学。「知」が断片と化したこの時代、ことばと社会、文化、歴史の学として体系性と包括性、全体性を求める、その反時代的な営みの可能性を明らかにする。

定価=本体 4,600円+税
2008年1月30日/A5判並製/540頁/ISBN978-4-88303-219-8
 

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