著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

イヴォンヌ・シュピールマン
Yvonne Spielmann

ドイツ生まれのメディア学者・芸術学者。フランクフルト大学に学ぶ。ハノーファー大学で哲学博士号を取得し、 1997 年には間メディア性に関する研究によりコンスタンツ大学で教授資格を取得。 2007 年までブラウンシュヴァイク造形芸術大学で教授を務めたのち、現在は西スコットランド大学(イギリス)の研究教授としてニューメディア講座を担当、テクノロジー・メディアとアートをめぐる国際的な研究を牽引している。 2009 年には本書『ヴィデオ―再帰的メディア』の英訳版によりルイス・マンフォード賞を受賞、また最新の著書 Hybridkultur (ハイブリッド・カルチャー)では、日本のメディアアートを論じている。(2011年11月現在)

 

イヴォンヌ・シュピールマンの書籍一覧]

ヴィデオ

再帰的メディアの美学

[著者]イヴォンヌ・シュピールマン
[監訳者]海老根剛
[訳者]柳橋大輔遠藤浩介

ヴィデオは過渡的なメディアではない。電子信号の変換と即時再生の再帰的構造に立脚する真に視聴覚的なメディアとして、ヴィデオは映画ともコンピューターグラフィックスとも異なる独自の映像美学を実現する。映画映像やコンピューター映像とは異なる構造とダイナミズムを持つヴィデオ映像の宇宙の解明。

[リンク]
本書で論じられているヴィデオ作品へのリンクサイトを開設しています。ご利用ください。→http://www.korpus.org/video/

[書評]
《読売新聞》2012年2月5日、評者:岡田温司氏

定価=本体 6,000円+税
2011年11月25日A5判並製/592頁/ISBN978-4-88303-299-0


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