著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

井面信行
いのも・のぶゆき

1950年、三重県久居市生まれ。1981年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了(美学美術史)。1990年、近畿大学文芸学部専任講師。現在、近畿大学文芸学部教授。専門はドイツ語圏における芸術学。主要論文に「像と現実──M・イムダールの“イコニック"を指針として」(『美学』173号)、「アウグスト・シュマルゾウの芸術学──その方法と芸術意志の問題をめぐって」(『美学』137号)など。共著に『芸術学ハンドブック』(勁草書房)、『芸術学の軌跡』(勁草書房)、『美・芸術・真理』(昭和堂) 。(2008年12月現在)

 

井面信行の書籍一覧]

作品とコンテクスト
ピカソ《アヴィニョンの娘たち》
アヴァンギャルドの挑発

[著者]クラウス・ヘルディンク
[訳者]井面信行

1907年、ピカソは調和のもたらす快楽主義を拒否し、暴力的とも見える裸婦群像《アヴィニョンの娘たち》を描いた。造形作品のみが暴き出しうる、言語化されえない世界の表出をめざしたその挑戦は、そのまま現代美術の出発点となった。

定価=本体 2,200円+税
2008年12月15日四六判並製/164頁+カラー折込図版/ISBN978-4-88303-236-5

※本書は、1995年に小社から刊行された同書のカバーデザインを新しくしたものです。




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