ことばと社会 25号
特集:ことばをめぐる包摂と排除

[編]『ことばと社会』編集委員会

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本誌掲載の手話連載、榧陽子・小野広祐・森田明著「バイリンガル・バイカルチュラルろう学校、明晴学園の現状」の手話言語版を、YouTubeでご覧いただくことができます。
https://youtu.be/U7UAsbz_KXc

定価=本体 2,600円+税
2023年10月25日A5判並製/268頁/ISBN978-4-88303-581-6


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[目次]

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執筆者紹介PDF

巻頭コラム
   世界への架け橋としての言葉と模型 南谷和範 002

特集 ことばをめぐる包摂と排除
   [序文]ことばをめぐる包摂と排除/かどや ひでのり 009 →PDFで少し読んでみる
   ことばの かたちを ひとに あわせる図書館サービス/あべ・やすし 014 →PDFで少し読んでみる
   ドイツにおけるBildungssprache概念の理論的・実践的展開――言語教育を通した包摂に関する一考察
   /立花有希 045 →PDFで少し読んでみる
   台湾の言語をめぐる包摂と排除/吉田真悟 064 →PDFで少し読んでみる
   英語のなにが問題で、なにがなされるべきか――国際英語における言語規範の自律化と解放
   /かどや ひでのり 086 →PDFで少し読んでみる
   スペイン語のジェンダーにおける排除と包摂 糸魚川美樹 106 →PDFで少し読んでみる
   [インタビュー]言語的相互承認を通じた包摂――バルセロナ、ミラ・イ・フンタナルス小学校 校長 
   ロザ・ククルイスさんに聞く/塚原信行 134 →PDFで少し読んでみる
   [研究ノート]「社会的排除」を免れるために必要な能力とはなにか――4つのタイプの生徒と教員たちの
   奮闘の記録から考える/すぎむら なおみ 146 →PDFで少し読んでみる
   [特集あとがき]排除の包摂――「包摂/排除(inclusion/exclusion)」ということばをめぐって
   /佐野直子 172 →PDFで少し読んでみる

投稿論文
   子は父母の言語のどちらを選好するか――南スロヴァキアの民族混住都市での調査から
   /山口博史 神原ゆうこ 182

書評
   Suresh Canagarajah, Language Incompetence: Learning to Communicate through Cancer, Disability, and
   Anomalous Embodiment
/評者:柳井優哉 203
   林初梅・吉田真悟(著) 『台湾華語』(世界の言語シリーズ 18)/評者:黄海萍 207

連載報告|多言語社会ニッポン
   アイヌ語
      ウポポイ オッタ アイヌイタク アエイワンケ ヒ チェイソイタク 〔ウポポイでのアイヌ語の取り組みを語る〕
      /小林美紀 矢崎春菜 211
   琉球弧の言語
      脱植民地化運動の中の言語復興/與儀幸太郎 228
   移民の言語
      在日ウクライナ人の言語意識――ロシアによる戦争の影響をめぐる考察/ジャブコ・ユリヤ 234
   手話
      バイリンガル・バイカルチュラルろう学校、明晴学園の現状/榧陽子 小野広祐 森田明 244
      〔本稿の手話言語版を、YouTubeでご覧いただくことができます。 →https://youtu.be/U7UAsbz_KXc

近刊短評  251
Mokuzi(Contents) 260
執筆者紹介  264