[増補版]教育勅語への道
教育の政治史

[著者]森川輝紀

国家と教育。教育政策に大きな足跡を残した、田中不二麿、元田永孚、森有礼、井上毅。明治国家形成期、ゆれ動く時代のなかで、近代教育制度の確立に向けて、彼らは、国家と教育の関係をどのようにとらえ、教育に何を求めたのか。そして、なぜ教育勅語へと至ったのか。

定価=本体 3,200円+税
2011年7月25日/四六判上製/348頁/ISBN978-4-88303-295-2


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[目次]

  増補版まえがき なぜ、また、教育勅語なのか 7
  まえがき 教育勅語一〇〇年と大嘗祭の年に 18

プロローグ 24

第1章 田中不二麿と教育の自律主義 31

第1章 補論(1) 田中不二麿の統制主義と自由主義について―新島草稿とドイツ編を中心に 95

第1章 補論(2) 田中不二麿の地方巡察使報告書について 141

第2章 元田永孚と徳治的教化論 171

第2章 補論 元田永孚と教学論 209

第3章 森有礼と啓蒙的国家主義教育論 265

第4章 井上毅と相譲の徳義の形成 299

エピローグ 333

  あとがき 343


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