[著者]森川輝紀
教育政策に大きな足跡を残した、田中不二麿・元田永孚・森有礼・井上毅。ゆれ動く時代のなかで、彼らは教育に何を求めたのか。そして、なぜ教育勅語へと至ったのか。明治国家形成期における教育の位置づけをさぐる。
定価=本体 1,650円+税 1990年5月30日/四六判並製/192頁/ISBN978-4-88303-001-9
[目次] まえがき――教育勅語100年と大嘗祭の年に 6 プロローグ 11 第1章 田中不二麿と教育の自律主義 17 第2章 元田永孚と徳治的教化論 77 第3章 森有礼と啓蒙的国家主義教育論 113 第4章 井上毅と相譲の徳義の形成 147 エピローグ 181 あとがき 188