著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

マーシャル・アンガー
J. Marshall Unger

1947年米国オハイオ州クリーブランド市生まれ。 現在、オハイオ州立大学東アジア言語文学科学科長・教授。 エール大学で言語学の博士号を取得(専門は歴史的言語学)。ニュージーランドのカンタベリー大学で教鞭を執ったあと、ハワイ大学へ移る。のち、同大学およびメリーランド大学で学科長(教授)を務め、97年8月より現職。 日本語教育・日本語の起源の研究、先端的教育用コンピュータPLATOの日本語機能開発などにも従事。趣味は囲碁(2段)とピアノ。 ホームページは http://deall.ohio-state.edu/unger.26/。著書に『Studies in Early Japanese Morphophonemics』、『ことばの比較文明学』(共著)、『The Fifth Generation Fallacy』(日本語題『コンピュータ社会と漢字』)ほか。

 

マーシャル・アンガーの書籍一覧]

占領下日本の表記改革
忘れられたローマ字による教育実験

[著者]J・マーシャル・アンガー
[訳者]奥村睦世

「限界のある読み書き能力」と表記改革の試み
「押しつけられた表記改革」という神話は、なぜ生まれたのか。忘れ去られている「国語国字問題」をめぐる活溌な日本の社会風潮と、とくに敗戦後の表記改革の試みの現実を、GHQ史料などの緻密な調査によって明らかにするとともに、当時のローマ字教育実験の実態に迫る。

定価=本体 2,500円+税
2001年10月31日/四六判並製/212頁/ISBN978-4-88303-084-2


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