著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

佐々木重洋
ささき・しげひろ

名古屋大学教授。博士(人間・環境学/京都大学)。『仮面パフォーマンスの人類学──アフリカ、豹の森の仮面文化と近代』世界思想社、2000年;『甦る民俗映像──渋沢敬三と宮本馨太郎が撮った一九三〇年代の日本・アジア』(共著、宮本瑞夫ほか編)岩波書店、2016年;『「物質性」の人類学──世界は物質の流れの中にある』(共編著、古谷嘉章・関雄二・佐々木重洋編)同成社、2017年。

 

[佐々木重洋の書籍一覧]

聖性の物質性

人類学と美術史の交わるところ

[編]木俣元一・佐々木重洋・水野千依

物質世界を生きる人間は、異界にある人ならざるものとどう相対してきたのか──
日常世界とは異なる時空に神や霊的存在などがいる/あるとする考え方は人類におおむね共通する。通常の五感では関知しえないそれらの存在との相互交渉における物質性の諸相について、文化人類学と美術史が共同し、民族誌的報告や事例研究をもとに比較検討する。

[書評・紹介]
『月刊美術』2022年6月号、「新刊紹介」
「TOKYO ART BEAT」、今月の読みたい本!(4月)

定価=本体 7,000円+税
2022年3月31日/A5判上製/680頁/ISBN 978-4-88303-548-9


HOME