著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

大森淳史
おおもり・あつし

1954年、大阪府生まれ。1977年、大阪大学文学部卒業。1981年、大阪大学大学院博士課程退学。現在、帝塚山学院大学教授。文学博士。著書に『ドイツ表現主義の世界―美術と音楽をめぐって』(共著)(法律文化社、1995年)、『芸術はどこから来てどこへ行くのか』(共編)(晃洋書房、2009年)ほか。翻訳にアウグスト・K・ウィードマン『ロマン主義と表現主義―現代芸術の原点を求めて/比較美学の試み』(法政大学出版局、1994年)ほか。

 

[大森淳史の書籍一覧]

〈ブリュッケ〉とその時代

個人主義と共同体のあいだで

[著者]大森淳史

自由、共同体体験としての芸術創造、「生」の変革を求めて――
20世紀初頭、ドイツの片隅で誕生した小さな芸術家グループ〈ブリュッケ〉。その活動形態や理念、「ドイツ表現主義」、果ては「頽廃芸術」として位置づけられていく過程を、美術史に留まらず、「アナーキズム」を接点に思想史・文化史との関連から捉えることで、時代全体を彷彿させる壮大な試み。

[書評・紹介]
《週刊読書人》2019年9月6日、評者:仲間裕子氏
『美学』259号(2021年12月31日、美学会)、評者:前田富士男氏

定価=本体 5,000円+税
2019年3月20日/A5判上製/424頁/ISBN978-4-88303-482-6


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