著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

クリス・メイ=アンドリュース
Chris Meigh-Andrews

メディア・アーティスト、評論家、キュレーター(www.meigh-andrews.com)。イギリスのゴールドスミス(ロンドン大学)で美術を学び、RCA(英国王立美術院)で博士号を取得。イギリス中西部プレストンにあるセントラル・ランカシャー大学で電子芸術/デジタル・アート担当の教授であった。2012年に退職し、現在、名誉教授。1970年代中頃からヴィデオ・アートの制作活動を開始し、90年代以降はインスタレーションを中心にメディア・アートの作家/キュレーターとして活躍している。最近は、エネルギー・システムや自然環境とのインタラクティヴな関係を考慮した公共空間でのサイト・スペシフィックなメディア・インスタレーションを手掛けている。(2013年12月現在)

 

[クリス・メイ=アンドリュースの書籍一覧]

ヴィデオ・アートの歴史

その形式と機能の変遷

[著者]クリス・メイ=アンドリュース
[訳者]伊奈新祐

“ヴィデオ・アート”の歴史認識なくして、“メディア・アート”の50年は語れない――。
ナムジュン・パイクによるTVインスタレーションの発表が1963年。その後の急速なテクノロジーの進展と結びつき、ヴィデオ・アートは現代美術の重要な表現形式となった。黎明期におけるテレビとの関係性、実験音楽、彫刻、身体表現といった他のジャンルとのかかわりを手掛かりに先駆的なアーティストたちの作品を解析することによって、その発展と議論の過程を検証。 誕生から半世紀、いまだ深化する電子映像の起源を辿る。

[書評・紹介]
「メディア芸術カレントコンテンツ」2014年1月9日、評者:高橋裕行氏

定価=本体 3,800円+税
2013年12月20日A5判並製/カラー口絵8頁 + 404頁/ISBN978-4-88303-351-5

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