著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

好村冨士彦
こうむら・ふじひこ

1931年、東京都生まれ。 ドイツ文学・哲学者。 2002年、逝去。主要著書に『ドイツ語の本』(共著、三一書房、1977年)、『希望の弁証法』(三一書房、1978年)、『ブロッホの生涯 希望のエンサイクロペディア』(平凡社、1986年)、『真昼の決闘 花田清輝・吉本隆明論争』(晶文社、1986年)、『遊歩者の視線 ベンヤミンを読む』(日本放送出版協会、2000年)。

 

好村冨士彦の書籍一覧]

考えるとは乗り越えることである
好村冨士彦遺稿・追悼集

[著者]好村冨士彦
[編者]好村冨士彦遺稿・追悼集刊行委員会

E・ブロッホ、ベンヤミン研究者として業績を残す一方で広島の地にて反核・反原爆の声を上げ続けてきた独文学者・好村冨士彦氏。本書は、ブロッホの銘「考えるとは乗り越えることである」を座右に書き綴られた原爆詩人・峠三吉との出会い、「ユートピアの精神」について、日大全共闘運動総括ほか文学・文明・社会批評など単行本未収録約40本の論文と追悼者90人による遺稿・追悼集。

定価=本体 5,000円+税
2003年9月15日/四六判並製/616頁/ISBN978-4-88303-125-2

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