著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

郭南燕
かく・なんえん

1962年中国生まれ。博士(人文科学、お茶の水女子大学)。国際日本文化研究センター准教授。専門は日本近代文学。主な著書に、Japan’s Wartime Medical Atrocities: Comparative inquiries in science, history, and ethics, Routledge, 2010.(共編著)Tsugaru: Regional Identity on Japan’s Northern Periphery, University of Otago Press, 2005.(共著)『小笠原諸島―アジア太平洋から見た環境文化』(共編著)平凡社、2005年。(2013年6月現在)

 

[郭南燕の書籍一覧]

バイリンガルな日本語文学
多言語多文化のあいだ

[編著者]郭南燕

日本語を異化し多様化し活性化し、往還する文学!
多言語・多文化の混交がいまや世界文学の主流となり、日本にあっては、外国人作家によって日本語で創作された作品が注目を集め高評を得ている。かれらはなぜ日本語で書き、何を表現し、どのような反応と影響をもたらしたのか。被植民者の作家の日本語創作は、どのような政治性・文学性をもちうるのか。日本語文学の現在と可能性を問う 。

定価=本体 4,000円+税
2013年6月20日A5判並製/448頁/ISBN978-4-88303-340-9


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