ことばと社会 24号
特集:転換期の大学言語教育

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,300円+税
2022年10月25日A5判並製/320頁/ISBN978-4-88303-555-7


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[目次]

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執筆者紹介PDF

巻頭コラム
  平穏と混乱/トム・ガリー 002

特集 転換期の大学言語教育
   [序文]ミドルマネジメント開発の必要性/塚原信行 009 →PDFで少し読んでみる
  第1部 AI時代の大学言語教育
   [開会あいさつ]AI時代の言語教育/宮川恒 015
   [講演]異言語間コミュニケーションの一方略としての機械翻訳/木村護郎クリストフ 018
   →PDFで少し読んでみる
   [講演概要]機械翻訳技術の現在と未来/黒橋禎夫 037
   [実践報告]機械翻訳はバベルの塔を築くのか――大学教養課程での英語ライティング授業からの考察
   /柳瀬陽介 043
   [実践報告]講義動画字幕システムの構築と運用/本多充 064
   [実践報告]翻訳学習と機械翻訳――表現の多様性のための一考察/藤原団 077
   [パネルディスカッション]AI時代の大学言語教育  092
   パネリスト:木村護郎クリストフ/黒橋禎夫/柳瀬陽介/本多充/藤原団/宮川恒
   司会:塚原信行
  第2部 コロナ禍の後の大学言語教育
   [論文]パンデミックがもたらした言語教育イデオロギーの転換――セミオティック・アセンブレッジの視点から
   /尾辻恵美 109 →PDFで少し読んでみる
   [実践報告]パンデミックの中の留学生日本語教育――一年半の体験を振り返り、今後を考える
   /河合淳子 湯川志貴子 135
   [実践報告]教室を飛び出し世界でつながる外国語授業――プロジェクト型学習で学生は何を学ぶのか?
   /ルイーサ・ツァイルホーファー 146
   [パネルディスカッション]コロナ禍の後の大学言語教育  164
   パネリスト:尾辻恵美/河合淳子/湯川志貴子/ルイーサ・ツァイルホーファー/佐野直子
   司会:山下仁
   [研究ノート]「布置の最適化」に関する一考察/河合淳子 177
   [特集あとがき]夢の機械翻訳の夢の夢/石部尚登 191

投稿論文
   トランスランゲージングにおける創造性の所在――フィジーのろう者の言語実践の事例から/佐野文哉 198

書評
   三宅和子・新井保裕(編)『モビリティとことばをめぐる挑戦――社会言語学の新たな「移動」』
   /評者:杉田優子 226
   尾辻恵美・熊谷由理・佐藤慎司(編)『ともに生きるために――ウェルフェア・リングイスティクスと生態学の視点
   からみることばの教育』
   /評者:王一瓊 231
   木村護郎クリストフ(著)『異文化コミュニケーションの方法――媒介言語をめぐる議論と実際』
   /評者:杉浦黎 235

連載報告|多言語社会ニッポン
  アイヌ語
      pirka! BINGO a=ki ro. upopoy otta aynu itak ari ci=ki p
      〔ウポポイのアイヌ語体験プログラム「ピリカ! ビンゴ アキ ロ」〕
      /ニヌム(※ムは小文字)(荒田このみ) ケニ(山丸賢雄) 241
   琉球弧の言語
      紡がれる“うむい”/町田星羅 255
   移民の言語
      「在日語」とエスニック・アイデンティティ、ヘイトスピーチの経験 /鄭 康烈 262
   手話
      手話の法制化は聾者の言語権を保障するのか〈後編〉/金澤貴之 268

緊急寄稿
   遠い友への書簡――ウクライナ情勢・シベリア民族学・言語と民族と地理の問い/渡邊日日 274
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近刊短評  303
Mokuzi(Contents) 311
執筆者紹介  316


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