地中海学研究  XLIV (44号)

[発行]地中海学会
[発売]三元社

地中海学会発行の1978年以来続く年報の最新号。今号は論文3本、書評2本、特別寄稿1本、2020年の学会大会シンポジウム要旨を所収。

地中海学会

定価=本体 3,000円+税
2021年5月31日
B5判並製/136頁/ISSN0911-8802/ISBN 978-4-88303-530-4


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[目次]

マウレタニア王プトレマイオスの死とローマ皇帝カリグラ
――北アフリカにおけるローマ支配の進展とマウレタニア王国の属州化/大清水 裕  5

A Fig Tree with an Axe Put at its Root: Eschatological Representation in a Byzantine Psalter (cod. Dionysiou 65) / OTA, Elena 31

セルリオの建築書『第四書』にみる対概念の共存と「判断力」
――ペルッツィとウィトルウィウスを乗り越えて/飛ヶ谷 潤一郎  49

[書評]
栗原麻子著『互酬性と古代民主制――アテナイ民衆法廷における「友愛」と「敵意」』/齋藤 貴弘  83

[書評]
赤松加寿江著『近世フィレンツェの都市と祝祭』/大西 克典  93

[特別寄稿]
ピカソと地中海――神話的世界から《ゲルニカ》へ/大 保二郎  101

[報告]
地中海学会第 44 回大会シンポジウム「地中海都市の重層性」要旨/黒田 泰介、高山 博、山下 王世、加藤 磨珠枝  119

『地中海学研究』投稿・執筆要項  125

バックナンバー一覧  127

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