[ウィーン創世記] 絵で読む聖書の物語

カルル・クラウスベルク/著 加藤 哲弘/訳
●本体2200円+税

四六判並製/112頁/ISBN 4-88303-050-4

序論 「絵を読むこと」のむずかしさについて
第1章 モデルケース――古代の奇妙な橋の上で展開される、動きにみちた聖書の場面
第2章 さまざまな視点――見ることの専門家たちと「ものの見方の歴史」
第3章 時間のとらえ方――意識の流れにそって続く岸辺の光景と「連続する様式」
第4章 境界を越えること――「絵で読む文学」における継起的なものの共存
第5章 像を思い浮かべる能力――受動的な網膜印象から能動的な像の思考へ
第6章 画面を分解すること 切り抜きと合体――イコノグラフィーによるコラージュの解体
第7章 全体をふりかえって――感度を高めた「美術史学」の可能性と目標
訳者解説
用語解説
《ウィーン創世記》に登場する人物の解説
参考文献

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